ブリュッセル市内 美術関連
・アール・ヌーヴォー
アール・ヌーヴォーというと植物の模様など曲線をたくさん使った装飾というイメージがありますが、実際にはもっと多様な面を持っています。ここブリュッセルはアール・ヌーヴォー建築の父として知られるヴィクトール・オルタの活躍した街ですが、ウィーン派の作品もたくさん見られます。さらにその後のアール・デコのものも多いですから、建築の好きな人にはおいしい街ですね。ただし、まだ100年経つかどうかという新しい(!)建物ですから、実際に住居や事務所として使用されていますので中を見るのは難しいものです。そんな中で見学可能なものをいくつか挙げます。 2000年12月 オルタ設計・建築の4軒がユネスコの世界遺産に登録されました。「オルタの家」もその中の1軒です。 |
・美術館
新しいスポットとして左の建物に入った楽器博物館がお勧めです。この建物もアール・ヌーヴォー、最上階のカフェ・レストランもいいですよ。 |
・博物館
サンカントネール公園に三つ集中しています。
![]() オートワールド 70年代までのクラシックカーが400台近く展示されています。ベルギーも戦前から戦後しばらくまでは、多くのメーカーがオリジナルの車を作っていました。大企業の世界戦略の波に飲まれ中小企業は消えていきましたが、ここでは世界の名車と並んで名も知らぬ車をたくさん見ることができます。カメラ、ヴィデオ撮影は有料。 |
王立軍事歴史博物館 戦いが尽きることのなかったベルギーの地には軍事に関する博物館が各地にありますが、ここが最大のものです。中世の鎧甲から第2次大戦まで、さらには戦闘機の大きなコレクションがあり、中庭には戦車のコレクションも見られます。 ここからエレベーターで4階まで上がり、凱旋門のテラスに出られます。全て無料です。 |
サンカントネール博物館(王立歴史美術博物館)オリエントから20世紀までと幅広い装飾芸術の収集で有名です。ベルギーで作られたものとしては、ゴブラン織りタピスリー(大きな壁掛け)のコレクションがすばらしい。タピスリーには暖房と装飾の二つの意味がありましたが、こんな大きなものがどんな家にかけられていたのかと圧倒されます。それぞれのシーンの意味が分かるともっと楽しいでしょう。中世の頃は宗教的な主題が多く、ルネッサンスの頃からは神話、狩猟シーンなどが好まれたようです。遠く日本に運ばれ、現在京都を中心にで見られる作品も16世紀ブリュッセルで織られたものでした。 |