エラスムスの家 ブリュッセル

中心部から少し離れているので訪れる人も少ないのですが、十分価値あるスポットです。

16世紀はじめ各界から絶大な信頼と尊敬を集めていた人文哲学者、ヒューマニストErasmse。1469年にロッテルダムに生まれたエラスムスは、宗教革命で揺れ動くヨーロッパ各地を廻り、1536年になくなるまでヨーロッパの精神的支柱となり、現在では別の観点から活版印刷が始まった当時、近世のはじめの「時代の寵児」とも呼ばれています。1521年ルーヴァンを追われたエラスムスはスイス・バーゼルへ出発するまで5月から10月までをここで過ごしました。建物自体は1468年と1515年のゴシック建築。家具はゴシック、ルネッサンス、バロック。

仕事部屋には、デューラー、ホルパイン、マサイスなど時代を代表する画家による肖像画が展示されています。同じく1階のルネッサンスの間(上左の写真)にはボスの「三賢王の礼拝」が無造作に置かれていてどきっとさせられます。二階の白い部屋にはエラスムスの作品が収集されています。

 

中庭 ベギン修道院の内部・キッチン

庭も16世紀の形で、アントワープ「ルーベンスの家」の庭を思い起こさせます。

尚、直ぐ近くにベギン修道院の跡が博物館として残されていますので、あわせてみておきましょう。


Maison d'Erasme
31 rue du Chapitre 1070 Bruxelles アンデレヒト地区 
10-12 14-17  月曜閉館
Tel 02 521 13 83

市内中心部 Bourse 駅からプレメトロ56番で Saint-Guidon 駅下車、直ぐ。