ルネ・マグリット博物館 ブリュッセル

20世紀シュールレアリスムを代表するベルギー人画家として、ポール・デルヴォーと並び賞されるルネ・マグリット(1898-1967)。日本でも人気のある画家ですが、そのマグリットが24年間住んでいた家が博物館として公開されています。ブリュッセルの中心からは少し離れていますが、電車でも1本で行けますからファンでなくても絵の好きな方は是非その雰囲気を味わって下さい。

1930年から1954年までマグリットが住んだというその家はブリュッセル市内北部にある住宅地ジェット区にひっそりとあります。ブリュッセルにたくさんある1920年代の家の一つで、各階にそれぞれ別の家族が生活していました。地上階(日本の一階)がマグリット夫妻の生活場。入って直ぐにサロン、その奥が寝室、さらに奥が食堂とキッチンという至ってシンプルな間取りです。

ブザーを押して係りの人が開けてくれるのを待っている間、毎週一回行われていたという、サロンでのシュールレアリストの集まりに来たとイメージして下さい。一階の各部屋には入れませんが、サロンの壁を打ち抜いたり、ドアを開け放した状態にして展示していますから、当時のままの様子がよく分かります。この階では、英語、フランス語での説明を聞くことができます。質問をすると喜んで答えてくれるでしょう。庭の奥にはデザイナーとしての工房が建っています。この家から有名なマグリットの絵がたくさん生まれましたから、家具やオブジェと絵を結びあわせる謎解きのような楽しみもあります。
2階から4階は、靴にカバーをつけて自由に見学できます。2階には小さいショップもあります。
www.magrittemuseum.be

知らないと通り過ぎてしまいそうな家です。 この階段も絵に出てきますね。

 

これもおなじみ。 寝室。具象的な家具のデザインは画家自らのものという説明でした。 サロン。壁の青色だけが特殊ですが、その他は今でもありそうなごく普通のサロンです。ここにある窓、ランプ、暖炉などもおなじみのもの。
明るい台所。絵はアトリエではなく、ここで描かいていたとか。 キッチン。 ポスターからマッチ箱のデザインまで商業デザインをこなしていたアトリエ。
2・3階ではマグリットの生涯を概観する展示物。 巨匠12歳の時の作品と言われています。
4階の屋根裏部屋は、オブジェの展示室。いろいろなマグリットの絵を思い起こさせます。


Musee Rene Magritte
135 rue Esseghem 1090 Brussels 
10−18時 月・火閉館
Tel 02.428.26.26

路面電車で約20分。
Cimetiere de Jette 行きの81番は証券取引所ブルス,94番はルイーズ、王立美術館前を通ります。終点の前、Esseghemで下車。電車通りに入る通りの一つがrue Esseghem で、これを学校を右に見ながら100メートル行くとあります。説明すると少し難しいので、近所の人に通りを教えてもらって下さい。

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